謙遜しなくていい

クルマ好きなワタクシ、ふと見たお絵かき動画で目からウロコ状のものがボロボロおちて5回もリピートしてしまいました。


何が素晴らしいって、


1.共有を頑張る

ちょっと切れが悪いカッターだったり、色鉛筆だったり、身近にあるモノを使いつつも、小技を駆使して作品をより良くしようと頑張る姿は健気そのもの。そしてそれをタイムラプスで共有。「努力は隠れてするものだ」なんて言葉がありましたが、古い古いそんなのもう古い。共有してナンボだなーと感じます。


2.どんなに素晴らしい作品かをちゃんとアピール

私が一番感動したのは、自作品への情熱的アピール。必死で頑張って作った作品は子供のようなものですよね。可愛い我が子をちゃんと褒めてアピールする姿は、自分の才能をちゃんと認めて愛でているってこと。才能は天から授かった大切なギフトでから、ミリの謙遜も不要、どんどんアピールしていい。でも私は「うちの愚息は不出来なもので」なんてスタンスで、「この子の良さは私が分かっていればいいんです」的に閉じていました大反省。不出来とはなんだー!と猛省しましたよ。


3.付加価値も値段もちゃんと付ける

作品をビニールで覆い「触っても大丈夫だよ」というサービスや、遊び心のある納品書添付。どうすれば楽しんでくれるかな?という高い周波数を感じます。そつのない作品にしようとか、文句いわれない作品にしようって尺度で描いてたら思いつかない発想です。純粋に楽しみを共有したいって想いがスタートで、その想いをどんどん増幅してゴールしてるんですよね。あぁ、素晴らしいな。

でもってちゃんと値段も付ける(でもすごく安い笑)。自分の時間や労働に値段を付けるってとっても大事なことだと思ってます。




「謙遜は美徳」なんて価値観の中で育った私には、眩しくて目がつぶれそうな動画でした。謙遜って、「傲慢になるな」という意味はあっても、決して「引っ込んでいろ」という意味じゃないし、ましてや「おまえには何の才能もないんだ」と言い聞かせる意味もないんだよね。


人の才能や長所

それを示して『他者を喜ばせることで自分を喜ばせるツール』でもあると思うのですが、長く自己否定して生きてくると、そもそも長所なんて気付けないし、ややもすると短所だと思いこんでたりしますから、まず一番最初にやることは「自分の才を認める」作業。


他者と違う事を否定しないで認めてあげる

 ↓

何が自分の才なのか把握する

 ↓

どう料理したら共有できるのか考える


そしたらこの作者さんのようにやってみる。道のりは遠いし、やり方すら分からなかったけど、この動画のおかげでゴールが見えたような気がします。最終目的は周囲も自分も楽しくなること。同時に何らかのフィードバックがなされるようにすると次回へのモチベーション一助になります。コツは上述したとおり、

 1,共有できるように頑張る

 2,素晴らしさをアピール

 3,どうすれば楽しんでもらえるかな?と考える


これが出来るようになったら「生き甲斐」として長く人生を共にできる相棒を手に入れたも同然です。私はこれが自立して生きることなんじゃないかなとも思います。さあガンバロウ私。


私が周囲と共有できる楽しみってなんだろう?試行錯誤中

れん's ARCHIVES

争いや分離はもう終わりにしよう。

次のステージは「理解しあうこと」

0コメント

  • 1000 / 1000