男か女かという二元論にこだわる人はもうマジョリティじゃなくなっている感のある昨今。
性を超越した人もおられます。
ダンサーの想真SOUSHINさん。自分の中に性という概念がないそう。
覚えているのは、幼稚園の時に男女別に整列するよう言われて、なぜ分けるんだろう、って疑問だった。並ばされたけど、こっちじゃない!と思った。でももう片方の列も違うと思った。分けられることがすごく気持ち悪くて、でも男女しかないと思い込まされていたから、その気持ち悪さを伝えることもできなかった
ここまで来ていたかという感じ。
というのは、男女というのは地球にしかない分離形態だそうで、他の惑星や高次元レベルだと男性性と女性性は統合して一つの存在になっているらしい。
誰もが男性性と女性性を持っていて、男性性が多くなると男として生まれ、女性性が多くなると女として生まれる。地球は男と女に別れて学ぶ体験をする場所なので分かれている。異性に分かれて「愛」を効果的に学ぶために分離している、在る意味特殊な環境なのだそうだ。
なので経験値がMAXになると人は男女を統合していく。男性らしい判断力・女性らしい包容力をひとつの人間の中に統合してバランスのとれた人格へと成長していく。
ワタシの感覚では「男と女の真ん中あたりに位置するところまで成長できれば合格」と自分なりに目標を定めていたのですが、この想真さんは、もう男女というこだわりすらない『無性』。人格のバランスでいったら、つついても倒れないやじろべえ級なのでは?その証拠にこんな発言。
僕、悩んでないし、揺れてもいない。そもそも男女が無いんだから(笑)
それに男女が有る話と無い話を同じ括りにするのはどうなんだろう?
だから『無性』って言います。
でも『無性とはこういうもの』と言ってしまうのも抵抗がある。これは『僕の無性』のお話。みんないろいろ。
でも、今は男でいい。無性を解ってもらうには時間がかかる
超マイノリティであろう「無性」ですら一括りにする危険性を視野に入れて、あくまで個なんだよ、と言い切ります。
そして周囲が受け入れる猶予すら持っている。
達観しすぎにも程がある!(笑)。ものすごい人が現れたものです。
本当に、今の若い世代は何気なくスゴイ事をさらりとやってのけますね。
頼もしい限り^^
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